オリエンタルラジオの中田がプレゼンした、カール・マルクスのしくじり先生編が衝撃でした。
まず、マルクスは、裕福な家庭に生まれましたが、ヒモでニートでどうしようもない人物ということでした。
そのマルクスが書いたのが「資本論」で世の中では、聖書の次に読まれる本ということです。
日本ではあまりよまれていません。
マルクスがやらかした失敗というのは、私的私有財産が終焉する・・・の続きを書いていなかったこと
ということで、ソ連の崩壊させてしまったということです。
ソ連は、みなが平等になる社会をめざして建国されたのですが、
農業の部門では、みな平等にしてしまうと、さぼる人間がでてくる
商業の部門では、みな同じ服にしてしまうと、裏で刺繍をいれている服屋が儲けてしまう。
政治部門では、みなが大統領になりたがり、それを排除するため大統領の独裁がはじまる
おおざっぱですが、こんなことでしょうか
人間の弱さがでてしまって、うまくいかなかったということです。
オリラジ中田のプレゼンは、実際は違うなど賛否あって、様々な意見があるようですが、わかりやすく説明している点はいいと思います。
資本論では、労働も価値とみるのですね。同じ時間なら、一生懸命やっても、適当にやっても価値は変わらないということです。
人間には欲望があり、もっと稼ぎたい、もっといい暮らしをしたいという気持ちは、考えていなかったのですね。